長男・太郎(3歳1か月)のこと
長男・太郎(3歳1か月)はかなりデリケートです。
初めての体験を嫌がり、いつもと同じものを選びます。
特に人の顔色を読むことに長けて、私がイライラを飲み込んだ表情をしただけで太郎も同じように表情をこわばらせます。
そしてそれをずっと根に持ちます。
理由を説明したらきちんと聞き分けられるし(目立ったイヤイヤ期がありませんでした)、公共の場では静かにしていられるし、目を離すとどこかに行ってしまうなんて絶対にありません。
なんかイメージしていた男の子育児と違う…
男の子なんて、母親が怒っても怒ってもケロッとしてるもんじゃないの…
私の年の離れた弟はやんちゃ坊主で悪ガキだったので、太郎には肩透かしを食らった感がありました。
自閉症などの発達障害なんじゃないかと色々調べたりもしました。
しかし保育園でも検診でも「問題ない」と言われるばかり。
ハイリーセンシティブチャイルド
そんな太郎のことを、私は勝手に「ハイリーセンシティブチャイルド(ひといちばい敏感な子)」と思っています。
「ハイリーセンシティブチャイルド」とは、心理学者エレイン・アーロン氏が提起した子供の特性の一つです。
「ハイリーセンシティブチャイルド」は周りからの刺激を人以上に敏感に感じとる性質なため、他人からは臆病だったり神経質のように思われます。
自閉症と違うのは、他人の気持ちがよく分かり共感力が高いところ。
ADHDと違うのは、気がそれやすくても物事を最後まで完結させることができるところ。
詳しくは↓こちらを読んでみてください。
ひといちばい敏感な子 子どもたちは、パレットに並んだ絵の具のように、さま [ エレーン・N.アーロン ]
|
困りごと
一番困っているのは、きつめの言い方を絶対にしてはいけないことです!
疲れていても、体調が悪くても、寝不足でも…
いつも優しく優しく接しないと、太郎がひどく傷ついた顔をするのです。
いや、私としても「いつも優しいお母さん」が一番の理想で、そうあるべきなのは分かっているのですが…
早く朝の支度をして欲しいのに、弟とおもちゃの取り合いをしている時。
仕事から疲れて帰ってきて早くお風呂に入って欲しい時。
っていうか夕ご飯を真面目に食べて!ってイラっとしてしまう時。
シングルゆえに、手助けなく毎日必死になっていると優しいお母さんだけではいられないのです…
完全に私のキャパオーバーなのです。
なるべく理由を説明して、怒るのではなくお願いや提案(〇〇して欲しいな、〇〇しようね!)の形をとっているのですが、声色に苛立ちがにじむだけでもう太郎は傷ついてメソメソしてしまいます。
まとめ
太郎の性質を受け入れて、家庭の中だけは安息の地としてあげなくては!
これから社会に出たら周りに配慮してくれなんて言えません。
感受性の豊かさゆえに、太郎は傷つくことが多いでしょう。
でも家に帰ればホッとできる…そう思ってもらえるように私が成長しなければ!!